マザコン息子とは知らずに結婚し、夫が自分に性的興味を示さないということで悩み、離婚の相談にくるという事例も増えているんです。こんなケースがあります。自分にはシングルライフがいいと言っていた三十歳の女性が、ある日突然「わたし、結婚することにした」と宣言。見合いしてあっという間に結婚。そして、一ヵ月後には、「わたし、やっぱりシングルがいいわ」と離婚。結婚も離婚も電撃的。事情を聞いてみると、ハネムーン先でトラブルがあったらしい。マザコンの童貞。妻には全然触れようとしない。キスもしない。彼女のほうは“経験者”だから、自分のほうから求めていくと夫は疲れているからと言って逃げの一手。ハネムーンから帰ってきて一ヵ月待ってみたが、一指も触れない。まだ籍が入っていないので、今のうちに離婚したほうが傷つかないですむ、というわけで別れてしまったという。次は、結婚するので会社を辞めた二十六歳の女性。相手の男性がマザコンであることを結婚してから知ったのです。夫の両親の仲が悪く別居していたことも、そしてこの母親が「母性固執症」であることも知らなかったというのです。なんとだらしないことでしょう。それも見合いでなく、二年間もつき合っていたというんですから、どんなつき合い方をしていたのでしょうか。要するに、男がエリートであるということに目がくらんだんでしょう。一流大学を出て、一流の会社のエンジニア。海外の学会にも出かけていって自分の研究成果を発表するというエリートです。結婚を機に会社を辞めたのは、すぐ子供を産む計画であったから。
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