まわりの思わくを考えないで有頂天になっているとたちまち評判を落とし、彼の出世のさまたげになることもあるので充分気をつけましょう。彼の家族とのおつきあいも、淡泊なほうが好感をもたれます。婚約したとたん「お義母さま、お義姉さま」ではあまりなれなれしすぎます。ある程度距離をおいたつきあいが無難でしょう。とはいうものの、この期間に彼のお母さまからそれとなく彼の食べものの好き嫌いを聞き出しておくことは忘れずに。新婚三ヵ月目に、料理学校を卒業したクック自慢のあなたに向かって「母さんの漬けもの、なつかしいなあ」などと本音を吐くのが、夫という種族なのです。そんなとき、ふくれなくてすむように、彼の家庭独特の手料理のコツなどをこっそりぬすんでおく心がまえがほしいものです。夕食の献立の中に「おふくろの味」を一品つけくわえるだけで、新婚のあなたの株は急上昇、家庭円満まちがいなし。そしてそのタネは婚約中にこっそりまいておくものなのです。