地元の人達と一緒になってひやかす

2011.07.06

初めて訪れた国で、初めての車に会う瞬間が、実は、いちばんときめいて心がおどる。注文したタイプの車?ボディーの色は?エンジンの調子やブレーキのきき具合は?ちょっとした「お見合い」といったようなものである。だから、相性がよく気に入った車に会えたと思えば、あとの長い旅もなんとかうまくいく。この本では、気ままに走りながら記した知らない道での旅のものがたりを、古くからの出来事や言い伝えの助けをかりながら、気ままに、さしずめスケッチのように書いたつもりである。旅先での過ごし方もさまざまになってきている。移動ひとつをとっても、鉄道やバス、ヒッチハイクといろいろあろうが、私にとってはレンタカーで思いのままに走りまわるのが楽しみである。気に入った村で泊まったり、集合時間を気にしないで、パブやレストランでのんびり時間を過ごしたりするのも嬉しいし、古い市場で、見たこともないような品々を地元の人達と一緒になってひやかすことも出来る。