ヨーロッパの小型車は、セミオートマチック

2011.04.26

日本車にはほとんど見られないが、ヨーロッパの小型車には、従来のマニュアルトランスミッション(MT)のクラッチにあたる部分を電子制御してセミオートマチックとするものが多い。アルファ・ロメオの「セレスピード」やシトロエンの小型車に載る「センソドライブ」などがそれである。スマートやフィアットーパンダなども同様のメカニズムを採る。日本車では唯一、トヨタMRISがこのメカニズムを採用している。こいつはクラッチの断続をコンピュータ制御の油圧でおこなうもの。人間がクラッチワークをしなくてもよくなり、変速だけドライバーが自分の手でおこなう。といっても、コンピュータが変速までおこなうフルオートモードもついているものが多い。これは既存のMTを流用できるので、安く作れるし、トルクコンバーターによるパワーロスがないので燃費がいいという長所がある。しかし、この種のセミATのフルオートモードは、いまいちスムーズさを欠く。またトルクコンバーターがついていないので、クリープがないのがちと扱いにくい。
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